夜明けに見たもの
それは
同じものだった
アイツの見たものと
ボクの見たものと
あの日
夜明けに目にしたものは
きっと
同じ時刻の同じもの
けれど
それは同じであり違っていた
消えてく星空に思いを馳せながら
目にしたものを記憶していくアイツと
登りはじめる朝日に胸を躍らせながら
目にしたものを記憶していくボク
あの日
夜明けに目にしたものは
きっと
同じ時刻の同じもの
けれど
アイツであり
ボクである
そんな違いが解ったそんなある日の
夜明けの出来事
同じ時刻の同じものを
二人が目にした
そんな夜明けの二つの出来事
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